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かじとり

舵取り

 舵棒に付いて祇園車の舵を取る役目を果たすのが、舵取り(または舵)と呼ばれる人たちです。下祇園においては、舵取りは6〜8名で構成され、パワーのある若衆に任されます。舵取りがミスを犯せば事故にもつながりかねないことから、舵取りは非常に重要なポジションです。
 その舵取りをまとめるのが、舵頭とよばれる人です(舵頭という役を設けない町内もあります)。舵頭は舵棒の先端に付き、舵取りに対して随時指示を出します。舵を切るタイミングの同期を取ったり、艫(とも)からの合図を舵取りに伝達したりと、さらに責任重大なポジションです。
 数年の舵取りを経験して舵頭の位置につきますが、年によっては舵頭が1名の場合と、面舵取舵にそれぞれ舵頭を設ける場合とがあります。舵頭の役目は、前述のような声を出すことだけではなく、艫(とも)が判断しづらいこと(祇園車が道路の中央を走っているかなど)を判断して指示を出したり、祇園車が曲がる際に舵棒が電柱などに当たらないように、事前に舵棒の長さを調節したりなどと、祇園車が動いている最中は気が休まる時がないほど様々あります。
 また、祇園車が進行する場所や速度によって、舵棒に付く人数を調整するのも舵頭の仕事です(常に人数を固定している町内や、青年頭が指示を出す町内もあります)。そのとき、枚(まい)という言葉を使う町内もあり、「次の曲がり角は面舵四枚で行こう」などといった具合で舵頭が指示を出します。
 舵棒に付く人数は多いほど良いように思えますが、3メートル程度の舵棒に付く人数は片側で3、4人が限界なのです。祇園車がゆっくり進んでいるときはわりとスペースがありますが、走り出すと舵棒の周囲はとても窮屈になってきます。ですから、舵取りは足の運びを考え、他の舵取りと足が交錯しないようにしながら走る必要があります。
 さらに、祇園車が走りながら角を曲がるときは、舵取りは肩を入れながらも、小刻みにカニ走りをするといった工夫が必要になってきます。もし、舵取りの足が絡んでしまって舵取りが転ぶようなことが起こってしまうと、たいへんな事故につながりかねません。
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参考文献:『中津祇園』中津祇園研究会、平成14年7月
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